JOURNAL

2024.02.05

初めての土鍋!ベストポットを目止めしながら美味いお粥の作り方

こんにちは、MOLATURA(モラトゥーラ)です。ベストポットをテレビやSNS・雑誌などたくさん取り上げていて、購入して頂いたお客様にこのような声を頂くようになりました。

【購入後ベストポットを初めて使うお客様】

今からベストポットを使いたい!初めて土鍋を使う時はまず目止めをしなきゃいけないみたいだからやり方を教えてほしい。また目止めは必ずしなきゃいけないのかな??初めてだからメンテナンスなどの使い方を教えて。っという方に説明します。

結論:目止めは必要です!!が目止めしながらまずはベストポットで美味いお粥を作ってみてはいかがでしょうか?目止めが必要な理由と目止めを兼ねた美味いお粥の作り方などのメンテナンス方法を含めて下記の内容をお伝えします。

1.そもそも目止めとは

まず目止めとは、土鍋などの陶器の物が水漏れやヒビ割れ・ニオイ移りを防ぐために行う準備のことです。理由は土鍋など土でできた陶器は、肉眼では見えにくい小さな穴が無数にあるので塞いだ後で使用した方が土鍋を長く使用することができるのです。

昔からある土鍋などの陶器はステンレスなどとは違い、素材自体が水分を吸ってしまいます。もちろんベストポットは釉薬と言う吸水や汚れ残らないようコーティングを施しているので水漏れやヒビ割れ・ニオイ移りなどがほぼ無いですが長く使用いただきたので土鍋などの製品全般必要になります。

ちなみに弊社は釉薬が溶ける事も無いよう製品を作っていますし、念には念をという事もありカドミウムが含めまれていないかチェックをしたうえで製品に使用していますよ。

2.簡単!目止めを兼ねた美味しいお粥の作り方

目止めを開始する前に、「目止めのお粥は食べられるの?」っとの声を頂く事があるので答えます。もちろん食べられます!っが、お粥を炊く前に土鍋を水洗いして拭き取り、しっかり自然乾燥させてから使用するとヒビ割れを防ぐと共に清潔な状態で目止めが開始できますよ。

今回は一番人気のベストポット20cmで説明します。ベストポット16cmは下記と同様な分量で良いのですが、miniminishallowの場合は材料の分量を半分に25cmの場合は2倍にしてお作りください。では、目止めを兼ねた美味しいお粥の作り方に入ります。

ベストポット20cmの場合

【材料】

・お米………0.5(75g)

・水…………350cc

・塩…………ひとつまみほど

【やり方】

①米を研ぎザルにあげる。(約20分程度)

②ベストポットに研いだ米を入れ、水を350cc入れ30分をおく。

③②の鍋を弱火で火にかけ、ふたの部分からプクプク泡が出てきたら、火を止め余熱で20分たったらお粥は完成です。中身はお召し上がりください。

ここからは、目止めの作業が続きます。

④少し時間がかかりますが、ベストポットが自然に冷めるまで待ちます。

⑤ベストポットがしっかり冷えた状態で水洗いします。

⑥水分を拭き取り、水気がなくなるまでしっかり自然乾燥で乾かしましょう。

上記の内容で目止めは完了です。

目止めを兼ねた美味しいお粥の作り方はYoutube動画も用意してありますので、こちらも含めてご覧ください。

その他にも最初っから七草粥や中華粥を作って目止めをしてもいいかもしれませんね。

個人的には「ベストポットを使うだけでこんなにお粥が美味しくなるんだ」っとの体験をしてもらいたいので、まずは王道!ただのお粥をチャレンジしていただきたいですけどね。

ちなみに、ベストポットは一回目止めを行えば定期的な目止めは必要ありません。ベストポット萬古焼でできており、伊賀焼と比べると無数にある小さな穴の目が細かいため、水漏れやヒビ割れ・ニオイ移りにも強いです。

また定期的にベストポットの最大の魅力でもあるごはんの炊飯を行っている場合は、お米のデンプンが溶け出し定期的に目止めをしている状態になるので目止めの効果が薄れにくいですよ。

3.ベストポットのメンテナンスと注意点

最後にベストポットを末永くご使用いただくためのポイントも紹介させていただきます。目止め方法と合わせてご認識いただけると幸いです。

3-1.熱い状態で急冷を行わない

先ほどもお伝えしたようにベストポットがしっかり冷えた状態で洗ってください。急に冷したりすると、温度変化に追いつかなくなり、ヒビ割れがおきてしまいます。

3-2.お鍋が傷つく研磨剤を使わない

ベストポットを含む土鍋全般的にとってもデリケートです。雑に扱ったり・衝撃を加えたりすると割れてしまします。洗い方にも注意が必要で、金属製のたわしやクレンザーを使ってはいけません。研磨剤は表面を傷付け、水が染み込む原因を作ってしまいます。土鍋が完全に冷えたら柔らかいスポンジで水洗いしましょう。目止め後は洗剤を使って洗っても大丈夫ですが、定期的にごはんの炊飯をお忘れなく

3-3.完全に乾いてから収納すること

よく乾かすことがベストポットにとって重要です。乾燥がしきれていない状態で収納すると土鍋が水を含んだままの状態になりカビや匂いうつりまた、濡れた状態で火にかけるとヒビ割れる原因になります。風通しの良い場所で保管することもおすすめします。

3-4.どうしても汚れが取れない場合

鍋の外側の汚れはメラミンスポンジで磨いてください。金属製のたわしやクレンザーは使用しないでください。また、たまにお客様から「鍋の内側の焦げが取れなくなったけどどうしたらいいの?」っとのお声をいただいます。その場合はこの順番でご対応ください。

①鍋に水を入れて(お湯じゃなくてOK)重曹を大さじ2~4杯程度加え、火にかけて煮たたせた後、 1日放置すれば焦げが落ちやすくなります。それでも焦げが取れない場合は

②鍋を天日干しでカラカラになるまで干してから鍋を傷つけない木べらなどで焦げを取ることが出来ます。

この2点を試して頂いたら今まであった「鍋の内側の焦げが取れなくなったけどどうしたらいいの?」っとのお問い合わせは解決できたのですが、それでも焦げが取れない場合は最後の手段

ベストポットをご購入いただいたお客様にはリペア(焼き直し)サービス」をご使用ください。汚れがどうしても気になる方には焼き直す事で汚れを焼き落とす事も出来ますよ。

ちなみに、価格は現段階で税込み 1,100円 、配送にかかる料金は全てお客様負担となります。詳しくはお客様サービスセンターへお問い合わせください。

電話番号:0120-485-800

対応時間 平日 午前9:00~午後5:00まで 土曜・日曜・祝日はお休みとさせて頂きます。

3-5.もしベストポットが割れてしまったら

大切にご使用いただいた上で、調理に支障がきたす程の損傷がある場合、MOLATURA(モラトゥーラ)では、ベストポットをご購入いただいたお客様に「リプレイスメント(お取り替え)サービス」をご用意しています。ぜひこちらも覚えといてくださいね。

【価格】

16cm………………8,800(税込み)

20cm………………11,000(税込み)

25cm………………13,200(税込み) 

25cm shallow…… 12,100(税込み)

mini………………  6,050(税込み) 

mini shallow……   5,500(税込み)

IH交換部分のみの破損も5,500(税込み)で対応しておりますのでご利用ください。

また、「リプレイスメント(お取り替え)サービス」をご利用の場合、購入した時と違う色のベストポットに変更することもできます。廃盤・限定カラーは不可。

なお、配送にかかる料金は全てお客様負担となります。詳しくはお客様サービスセンターへお問い合わせください。

電話番号:0120-485-800

対応時間 平日 午前9:00~午後5:00まで 土曜・日曜・祝日はお休みとさせて頂きます。

以上がベストポットの目止め方法になります。

目止め後は、思う存分ベストポットを使用した料理を楽しんでください。MOLATURA(モラトゥーラ)のホームページInstagramでレシピを公開しているのでよろしければこちらも参考にしてくださいね。

まとめ

初めての土鍋!ベストポットを目止めしながら美味いお粥の作り方のポイントをまとめます。

①目止めとは土鍋を長く使用する為のメンテナンス

②目止めを兼ねて美味しいお粥を作るべき

③適切なメンテナンスをして長くベストポットを使おう

が今回伝えたい項目です。

もちろん、「目止めがめんどくさい!すぐ使いたい!」っとの気持ちもわかります。せっかく買って頂いたお客様にはベストポットを長くご使用いただきたい!っとの想いから案内させていただきました。

以上、目止めは必要です!!なので目止めしながらベストポットで美味いお粥を作ってみてはいかがでしょうか?とのお話でした。

記事を書いているMOLATURA(モラトゥーラ)は、bestpot(ベストポット)RANGESTARレンジスターを製造・販売している、創業100年「削り出し」技術を応用した萬古焼調理器ブランドです。『ベストポット・レンジスターってどんな商品?』っとの声を詳しく案内しつつ、使用者の疑問質問の回答、商品にに関連する、レシピやニュースなど様々な視点から情報を発信しています。その他に記事もよろしくお願いいたします。